細胞治療ソリューション
1. BEES-HAUS
BEES-HAUSは、男性の尿道狭窄に対する細胞培養治療法です。
自己口腔粘膜上皮細胞を採取、2D/3Dにて培養し、スキャフォールドに封入し患部に移植するこの方法は、インドで開発された技術ですが、日本における前臨床試験ならびにパイロット臨床試験を経て、日本の再生医療の安全に関する法律に基づき、日本への技術移転がなされました。第1例は2025年に江戸川病院で行われています。

(Image source: Front. Bioeng. Biotechnol., 27 November 2025
Volume 13 – 2025 | https://doi.org/10.3389/fbioe.2025.1687741)
2. BHES-HAUS

BHES-HAUS は、BEES-HAUS法を簡略化した男性の尿道狭窄に対する細胞治療法です。
自己口腔粘膜上皮をスキャフォールド内でハッシュ処理・封入し、患部に投与します。臨床試験の予備結果では、安全性及び有望な治療成績が確認されました。本臨床試験結果は米国泌尿器科学会(AUA)2026年次総会で発表されます。
3. ICE-TUBE
ICE-TUBEは、水疱性角膜症などの角膜内皮疾患に対する細胞培養治療法です。
この技術では、ドナー眼から分離培養した角膜内皮前駆細胞を、BLIS-FILM(ナノ複合ゲルスキャフォールド: 生体不活性感受性フィルム)を用いて移植します。1つのドナー眼から複数のレシピエント眼に移植することが可能となるこの「Eye-for-Eyes」ミッションは、体外および16年間の追跡調査を行ったパイロット臨床研究での成功が実証されており、世界的なドナー角膜不足の解決を目指すものとして注目されています。
4. LEES-HARC
LEES-HARCは、角膜輪部幹細胞欠損または眼表面損傷に対する細胞培養治療法です。
この技術では、片方の健康な眼から輪部幹細胞を分離培養し、FestiGel(Free-from-Endotoxin-excess Scaffold of Thermoresponsive Intelli-GEL)スキャフォールドを用いて患部に投与します。前臨床動物モデルで安全性と有効性が実証されています。
5. EELS-TALC
EELS-TALCは、膝軟骨損傷に対する細胞培養治療法です。
この技術では、自己軟骨細胞を採取、培養し、FestiGel(Free-from-Endotoxin-excess Scaffold of Thermoresponsive Intelli-GEL)スキャフォールドを用いて患部に投与します。培養された細胞は必須成分を豊富に含み、移植に適したものであることが認められており、高齢者の細胞にも適用されることが期待されます。この技術は、前臨床動物モデルにおいて、硝子軟骨の表現型を維持することが実証されています。
EELS-TALC法によりin vitroで組織工学的に培養された細胞は、常在性軟骨前駆細胞および間葉系幹細胞を増強し、ヒアルロン酸(HA)の保持を助け、マイクロRNA-140(miRNA-140)の発現を増加させ、老化関連マーカーの発現を減少させることが示されており、ゲノム改変を伴わない有益な細胞老化の逆転をもたらすと考えられています。

6. がん免疫療法
がんに対する自己免疫増強療法(AIET)は、患者自身の末梢血を採取し、自然殺傷(NK)細胞とTリンパ球をラボで16~21日間培養・活性化させた後、患者に再投与し、がん細胞を標的化し破壊する自己細胞ベースの免疫療法です。日本では20年以上にわたり臨床応用され、無作為化臨床試験により安全性が確立されています。
ジーエヌコーポレーションでは、この技術をマレーシアとベトナムに技術移転しました。
