インドにおける市場調査からCDSCOの承認取得、販売展開まで
2026年4月28日
ジーエヌコーポレーションのインド法人メディニッポン・ヘルスケアの支援により、インド市場への参入を進めてきたクリエートメディック株式会社が、4月15日チェンナイ市にて、インド法人 クリエートメディック・インディアの開所式を行いました。 在チェンナイ日本総領事を主賓に迎えた同式には、日印の文化団体、商工会議所、及び金融機関の関係者が出席しました。
メディニッポン・ヘルスケアは設立以来、パートナーシップや研究開発を通して、日本の技術や医療機器、生体材料のインドでの普及に努めてきました。2017年にクリエートメディックのシリコーン製製品について、腫瘍学、消化器内科、インターベンショナルラジオロジー科における市場調査を行ったことがきっかけで、同社の製品登録およびCDSCO(インド医薬品規制庁)承認取得支援を開始、現在では、インド国内のインターベンショナルラジオロジー分野で同社の製品が使用されています。クリエートメディック・インディアは、チェンナイを営業拠点として段階的にインド国内の販売ネットワークを拡大し、将来的には、インドに設立した製造拠点から世界市場へ向けて製品を供給することを目指しています。
開所式では、クリエートメディック株式会社の今澤修社長が、「単に製品を販売するだけでなく、優れた臨床技術を持つ医師、研究者、機関と協力してインド市場に特化した製品を開発し、インドを新製品開発の拠点としていきたい」と述べました。また、クリエートメディック・インディアの山根克明社長は、クリエートメディック株式会社が1974年以来低侵襲製品を通じて医療分野に貢献してきた経緯や、同社が日本、中国、ベトナムに構える3つの工場について説明を行いました。
続いて、Christian Medical College Velloreのシャムクマール・N・ケシャヴァ教授からは「日本や日本の技術への信頼は非常に厚く、クリエートメディック・インディアを基盤としたグローバル展開という目標は実現可能であろう」また、高橋宗生在チェンナイ日本総領事からは「このような医療分野における日印間のパートナーシップは、両国だけでなく、世界全体にとっても大きな恩恵となるだろう」という祝辞が述べられました。
インド進出を支援しているメディニッポン・ヘルスケアのラジャパ・センティルクマール取締役は、インド市場参入の第一歩の成功を祝うとともに、「クリエートメディックのインドにおける主力製品の一つである経皮的内視鏡的胃瘻造設(PEG)キットは、がん患者、とりわけ経口摂取が不可能で重篤な状態にある患者にとって重要である」と述べ、同キットが、単に栄養サポートを提供する医療的支援にとどまらず、患者に安らぎと尊厳をもたらすという意味で優れた製品であることを強調しました。
メディニッポン・ヘルスケアについて
医療機器の輸入および日本技術の市場調査を行うため、有限会社ジーエヌコーポレーションのインド法人として2013年にチェンナイに設立されました。現在、インドを製造拠点として世界展開を目指す新規スキャフォールドの開発にも取り組んでいます。日本国内で開発された組織工学用スキャフォールドを基盤とした再生医療技術のインドから日本への技術移転に続き、研究機関である日印再生医療研究センター(NCRM)との連携により、医療分野におけるさまざまなソリューション事業を行っています。

左より:高橋宗生氏(在チェンナイ日本総領事)、須藤紘介氏(クリエートメディック・インディア ゼネラルマネージャー)、シャムクマール・N・ケシャヴァ教授(Christian Medical College Vellore)、今澤修氏(クリエートメディック株式会社 代表取締役社長)、山根克明氏(クリエートメディック・インディア 社長)、ラジャパ・センティルクマール博士(メディニッポン・ヘルスケア 取締役)


