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尿道狭窄症の細胞培養治療に関する特許を取得

ジーエヌコーポレーションは、6月9日、男性の尿道狭窄治療に対する細胞培養治療法の特許「尿道狭窄治療剤および尿道狭窄治療方法」(特許第6714247号)を取得しました。

この治療法はBEES-HAUS法(Buccal epithelium Expanded and Encapsulated in Scaffold‐Hybrid Approach to Urethral Stricture)と名付けられており、患者自身の口腔粘膜組織から培養した細胞を、ハイドロゲル状のポリマーに含ませて尿道に注入し、切除部位に移植するというものです。ヒトでのパイロット試験も行われており、Dr. Suryaprakash Vaddi (Consultant & HoD Urology, Narayana medical college, Nellore, India) および日印再生医療センター (Chennai, India) によりその有用性が証明されています。

男性の尿道狭窄症は中年以降に増加する疾患で、外科手術の後遺症などによって発症することが多いとされています。BEES-HAUS法は培養用に採取する口腔粘膜組織が少量である、また、細胞の移植がカテーテルによって行われるため、移植の際に全身麻酔を必要としないことから、既存の治療法よりも患者の体への負担が少なく、医療コストも抑えられると考えられています。

さらに、既存の治療として大きな問題である再狭窄については、6例を対象とした臨床研究において、3年経過後も4例(66%)が再狭窄していない (Int J Urol 2019. 26. 253-7)という結果となっています。

この治療法は世界初であると考えられ、今後、尿道狭窄症に対する一般的な治療法として普及させるべく、必要な検証を重ね、より多くの臨床試験実施に向けた取り組みを行っていく予定です。

尿道狭窄治療に関する特許

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