自己口腔粘膜細胞を用いた男性の尿道狭窄症治療法
2022年11月01日
従来の治療法の課題
55歳以降に増加する男性の尿道狭窄には、内視鏡による尿道切開・拡張術や口腔粘膜パッチによる外科的尿道形成術などの治療法があるものの、いずれも再発が起こることが報告されています。
細胞生着の確認
Stem Cell Reviews and Reports に掲載され論文では、日本の科学者が開発した新しい高分子足場を使い移植された細胞が、ウサギの尿道の癒着部位に生着確認したことが報告されています。
この BEES-HAUS 法をもって男性の尿道狭窄症治療の課題が解決できる可能性について、尿道狭窄症治療を専門とする泌尿器科医 堀口明男医師（防衛医科大学校病院）が先に行われた江戸川病院とジーエヌコーポレーションの共催学会「NCRM NICHE 2022」で発表を行いました。
海外の専門家も参加
NCRM NICHE 2022 では、尿道狭窄の研究者であるDmitriy Nikolavsky医師（ニューヨーク、アップステート医科大学）もこの偉業を賞賛、Suryaprakash Vaddi医師（インド）が6人の患者におけるBEES-HAUS細胞療法の臨床報告を行っています。
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